防災を学習する場づくりプロジェクト
防災を学習する場づくりプロジェクト
岩手県では、三陸地域を「防災を学習する場」として
持続的に学習できる地域とすることを目的に
防災を学習する場づくりプロジェクトに取り組んでいます。
東日本大震災津波からの教訓を次の世代の「未来のいのち」へつなぐため、
三陸地域の多様な学習プログラムを取り揃え、防災・減災を学習する場としての取り組みを展開しています。
コンテンツ例
命を守り、海と大地と共に生きる。
東日本大震災津波伝承館
いわてTSUNAMIメモリアル
東日本大震災津波の事実と教訓を伝える伝承施設。被災車両の実物、津波の歴史、避難行動の記録などの展示が見られます。高田松原津波復興祈念公園内にあり、敷地内には 「奇跡の一本松」や追悼の場、道の駅高田松原などが一体となり整備されています。
今だからこそ見えるものがある。
今だからこそ学べることがある。
三陸鉄道 震災学習列車
車窓から「見て」・「聞いて」・「知って」
被災地の今、自分たちの防災について『考える』列車です。
- ガイドは、三陸鉄道社員又は沿線住民が行います。
- 被災状況が見える場所では、列車を一旦停止又は徐行運転いたします。
- 「震災当時の様子」、「今の被災地の状況・現状の問題」などをパネル等を 使いながら説明します。
- 乗車時間は約1時間となります。
モデルコース
テーマ別のモデルコースをご紹介します。
学習の目的にあった訪問先や内容を調整いたしますので、お気軽にご相談ください。
(各種コンテンツの内容はパンフレットにも掲載されています)
多様なテーマで学べるプログラム
- 防災減災…防災/減災/社会安全
- 震災を振り返ることで災害をイメージするとともに、災害に対する実践的な備えを疑似体験することで、自身や家族、周りの人の「いのち」を守る心構えを養います。
- SDGs…持続可能なまちづくり(SDGs)
- 震災からの復興の歩み(プロセス)の学びを通して、今後起こりうる災害に備え、未来に続く持続可能な街と人の暮らしを実現していくためのヒントを得ます。
- 移住定住…移住定住/交流人口の拡大
- 震災を通して見直された地域(地方)の価値を、住民との対話を通して導き出し、地域おこしに向けたヒントを探します。
- 組織開発…組織開発/ダイバーシティ
- 有事の際に問われるリーダーシップやチームワークを鍛えるため、各種の演習を通して環境変化に強い組織形成のポイントを学びます。
エリアについて

日帰りモデルコース
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岩泉の津波・台風災害から地域の防災への取組みを学ぶコース
中部(岩泉町 宮古市)
- 防災減災
- SDGs
- 組織開発
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震災と三陸地域の自然・歴史を知るコース
南部(大船渡市 陸前高田市)
- 防災減災
- SDGs
1泊2日モデルコース
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災害時の行動について考えるとともに、復興まちづくりを学ぶコース
南部(釜石市 大船渡市 陸前高田市)
- 防災減災
- SDGs
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防災インフラと復興まちづくりを学ぶコース
北部/中部(久慈市 野田村 普代村 岩泉町 洋野町)
- 防災減災
- SDGs
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ワークショップを通じて災害への対応を学ぶコース
中部/南部(岩泉町 宮古市 山田町 大槌町 釜石市 遠野市 住田町)
- 防災減災
- SDGs
- 組織開発
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被災当時を知り、これからの三陸を考えるコース
中部/南部(宮古市 釜石市 大船渡市 陸前高田市)
- 防災減災
- SDGs
- 移住定住
2泊3日モデルコース
その他の防災学習に関する情報
いわて・かまいし防災復興フェスタ
「いわて・かまいし防災復興フェスタ」は、「防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)2021」の併催事業として、岩手県や釜石市等で2021年に開催いたしました。開催時に公開されたパネル展示や動画を当サイトでご覧いただけます。